>>172
ヘンクツウヨクの立場で言えば、アレは引き分け。

ロシアにしてみれば植民地を失うだけ。
日本にしてみれば、植民地にされるかどうかと、不平等条約解消の糸口。

ロシアとしては、奉天までの損失はウクライナ、バルト三国、ポーランド、南部スラブ諸民族への民族浄化政策の一環でもあり、
アムール川の対岸には純正ロシア兵団が控えていた。
対して日本には、戊辰戦争までの老兵と未成年しか余力は無かった。

その上、金の問題がね。
大山巌と児玉源太郎、山縣有朋に伊藤博文と陸奥宗光。
俗物ぞろいではあるが、戦略頭脳だけは立派に備えていて早期講和を超特急で進めた。