https://news.yahoo.co.jp/articles/de04c7b55383174afbe7cff01481888e51b67395

京都の静謐な空間で至高のお茶を… 進化する茶文化を味わうスポット

 日本の茶文化を発展させてきた京都。その進化は今も健在。

 多様な茶のこころに触れてみませんか。
平安貴族も愛した由緒正しき場所で非日常を
樹齢50年のクロマツの盆栽に見守られながら、オリジナルブレンドのグリーンティー「山紫水明」1,500円とピエール・エルメ・パリのチョコレートケーキ「プレジール・シュクレ」1,400円を。(ともに税・サ別)

◆【川端二条】ザ・リッツ・カールトン京都ザ・ロビーラウンジ
 源氏物語の主人公、光源氏の邸宅である六条院をイメージした館内には、陶器やかけ軸、絵画をはじめ、約400点ものアート作品が飾られている。

 滝の流れる涼やかな音を聞きながら、エントランスを抜けると、爽やかな香りが広がっていて、七宝文様が美しいロビーに、光彩豊かな和モダンのザ・ロビーラウンジと、リッツ・カールトン京都は五感が刺激される仕掛けが随所にちりばめられている。

 喧噪とは無縁の空間に、緑が広がる窓辺が心地よく、時が経つのを忘れて過ごしてしまいそう。

ザ・リッツ・カールトン京都ザ・ロビーラウンジ

所在地 京都市中京区鴨川二条大橋畔
営業時間 11:00〜18:00
定休日 無休

所作を追求し、美として昇華 物事を極める姿勢が随所に
◆【祇園】立礼茶室 然美
 人生の半分近くを欧米で過ごし、ニューヨークにて自身のブランド「Taiga Takahashi」を立ちあげた橋大雅さん。一時帰国を通して再認識した日本の美意識の素晴らしさを、自らのフィルターを通して再解釈し、祇園に構えたのが「立礼茶室 然美」だ。

 忘れ去られようとしている日本の技術を伝承するべく、扱いが難しい素材や高度な職人の技を施した空間で、月ごとに変わる二十四節気を映しだした菓子と茶をいただく。

 移ろいゆくものの儚さに触れながら、訪れる人の五感を無意識に刺激する唯一無二の場所でわびさびを感じて。