女性経営者、拷問の末に死亡 カチン州 – ミャンマー最新ニュース・情報誌−MYANMAR JAPON
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カチン州で市民防衛隊(PDF)を支持しているとの疑いで逮捕・拘束された女性が、軍施設内で激しい拷問を受け死亡した。

9月3日、カチン州モーガウン市内でガソリンスタンドを複数経営している夫妻がミャンマー軍兵士と警察隊により逮捕され、軍施設内で激しい拷問を受けた。その後、12日に死亡し、軍当局から家族に伝えられた。

地元住民によると、死亡したキン・マー・スェーさん(40歳)は民主派の国民民主連盟(NLD)を支持していたが、クーデター後は政治に関わらず普通の市民として生活していたという。

関係者によると、遺体は厳重に梱包され、家族は遺体を見ることが禁じられそのままの状態で火葬を強要されたという。夫とガソリンスタンドの従業員20人は、引き続き軍施設内に拘束されている。