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1941年創業「沖縄ホテル」新装開店 「創業100年目指したい」 那覇市

 沖縄初の観光ホテルとして1941年創業の「沖縄ホテル」(那覇市)は16日、客室やレストランの改装工事が終了し、リニューアルオープンする。より一層、地域に密着したホテルを目指す。

 コロナ禍の2021年4月から休館し、昨年9月から一部営業した。16日からレストラン「くがにテラス」がオープンし、全面的に営業を再開する。

 県の首里城復興応援事業者に採択され、くがにテラスから見える庭には、火災前の首里城で使われていた琉球石灰岩を施した。

 レストランのキッチンの一部を宿泊客に貸し出し、鮮魚や果物など県外客が持ち帰りづらい県産品を調理できるようにした。

 従来は修学旅行生の受け入れが多かったという。15日に報道各社向けの内覧会を行った宮里公宜代表取締役兼支配人は「地元のお客さまも足を運びやすいような場所にし、創業100年を目指したい」と話した