ウクライナ国営電力企業ウクルエネルゴは21日、同国西部や中部、東部の電力インフラがロシア軍のミサイル攻撃を受けて損傷し、各地で停電が発生したと交流サイト(SNS)で発表した。
同社は「電力インフラ攻撃は6カ月ぶりだ」と指摘。
暖房の需要が高まる秋の到来を受け、露軍はウクライナの国力低下や国民の戦意喪失を狙って電力インフラへの攻撃を再開した可能性がある。

ウクライナ軍のザルジニー総司令官によると、露軍は21日未明、43発のミサイルを発射。ウクライナ軍が36発の撃墜に成功したという。
ロイター通信は「過去数週間で最大規模のミサイル攻撃だ」と伝えた。

https://www.sankei.com/article/20230921-3QKVDYN52RIFNP3NAOBPVMJVV4/