ジョン・ウィックの物語、「一つの章が完結」 チャド・スタエルスキ監督

キアヌ・リーブス演じる伝説の殺し屋、ジョン・ウィックの死闘を描いたシリーズ第4弾「ジョン・ウィック:コンセクエンス」は、これまでの集大成にして、舞台もニューヨークからヨルダンの砂漠、パリ、ベルリン、大阪と過去最大にスケールアップした。
キアヌとともに本シリーズのチャド・スタエルスキ監督(55)は親日家で、2人の日本愛もにじむ。来日したスタエルスキ監督に話を聞いた。

スタエルスキ監督は、キアヌとは「マトリックス」(1999年)でスタントマンを務めて以来、四半世紀近い付き合いだという。

「これだけ長い歴史があると、キアヌとのコラボレーションも効率よく阿吽の呼吸でできる」。本シリーズも「キアヌと互いに同じものが好きでなければ、作れなかったのではないかと思っている」と話す。

今回、原題は「チャプター4」(第4章)だが、邦題は「コンセクエンス」が使われている。「4という数字が死を連想させるとして日本人が忌み嫌う」のが理由で、さらに「コンセクエンス」には帰結の意味もあることから、本作が完結編との憶測もある。
https://www.sankei.com/article/20230922-DYEENUPORVMLRAFBFNGQAIW6NI/