熊本県は22日、玉名郡の70歳代男性が日本脳炎を発症したと発表した。今年全国初の感染例で、県内では2年連続で確認された。

 発表によると、男性は4日に発熱やうまく発語できないなどの症状が出て入院。7日には意識低下で人工呼吸が必要な状態になった。21日に日本脳炎と診断され、意識低下の状態が続いているという。

 日本脳炎はウイルスを持つ蚊に刺されると感染する。県は「長袖長ズボンの着用、虫よけスプレーの活用で蚊に刺されないようにしてほしい」と呼びかけている。

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