神戸5人殺傷事件 2審も“無罪” 「“哲学的ゾンビ”を倒せと指示された」など妄想積み上がり異常な犯行
9/25(月) 11:57配信

神戸市北区で家族ら5人を殺傷した罪に問われた男性に対し、大阪高等裁判所は一審に続き、「心神喪失」を理由に無罪を言い渡しました。

男性(32)は6年前、神戸市北区で同居する祖父母と近所に住む女性を殺害し、母親ら2人を殺害しようとした罪などに問われています。

一審では、男性による犯行と認定したものの、「統合失調症の影響で、同級生から『哲学的ゾンビを倒せ』と指示されたという妄想の影響があった」などとして「心神喪失」を理由に無罪を言い渡していました。

検察側が控訴していましたが、大阪高裁は25日の判決で、「犯行直前にも妄想の存在である同級生と対話するなど妄想が積み上がり、異常な犯行に及んだ」などと心神喪失状態であった疑いは否定できないとして、一審に続き無罪を言い渡しました。

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