7月22日、ポーランド議会側は1943年に生じたヴォルィーニの大虐殺を「民族浄化」、「ジェノサイド」と規定する法律を圧倒的多数で可決した。
今日においてウクライナ北西部に位置しているこの地域では、第二次世界大戦中に4万人から10万人のポーランド人が命を落とした。
ポーランド議会によれば、彼らは「ウクライナ人のナショナリストたちによって無惨に殺された」という。この大虐殺の当事者はステパン・バンデラが創設したウクライナ蜂起軍(UPA)の戦闘員たちに他ならなかった。
UPAは今日、国家の独立のために戦ったとしてウクライナにおいて称賛されている。しかし、この軍はユダヤ人とポーランド人を虐殺した罪に問われたと同時に、一定の期間、自ら進んでナチスドイツにも協力した。

Massacres of Poles in Volhynia and Eastern Galicia
https://en.wikipedia.org/wiki/Massacres_of_Poles_in_Volhynia_and_Eastern_Galicia