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関東大震災100年で日韓の美術作家らが「アイゴー展」 横浜で開催
1923年の関東大震災から100年の節目に合わせ、16~20日に横浜市青葉区の「横浜市民ギャラリーあざみ野」で「関東大震災100年〈アイゴー展〉」が開かれる。日韓両国の画家ら美術作家37人が、震災時の虐殺被害者を追悼し歴史を記憶しようとつくった絵や造形、映像作品を出展する。アイゴーは悲しい叫びを意味する韓国語の感嘆詞。
韓国の美術作家らが1月に尹錫悦(ユンソンニョル)政権批判の展覧会を開いたのをきっかけに集まり、日本人や在日コリアンが参加した日韓での展覧会共催を呼びかけた。アイゴー展は韓国では9月開催予定。
応援メッセージとして元法政大総長の田中優子さんは「忘れないことこそ次の世界への新たな道筋になる」。ノンフィクション作家の加藤直樹さんは「日韓のアーティストが苦しい歴史に向き合い、未来を共につくろうとする試みを支持します」との談話を寄せた。
入場無料だが観覧は予約が必要で、以下のサイト(https://aigoten2023.peatix.com/別ウインドウで開きます)から。開催費用の支援をクラウドファンディング(https://camp-fire.jp/projects/view/686783別ウインドウで開きます)で募っている。開幕前企画として13日午後7時から、韓国側参加者の風刺画家高慶日(コギョンイル)さんのオンライントークがある