日本とウクライナは安全保障の情報を融通する「情報保護協定」の締結交渉に入った。外務・防衛当局間で軍事技術や戦術データの共有を見据える。ロシアによる侵攻を踏まえて安保協力を深める。日本からの将来の武器支援をにらんで環境を整える狙いもある。

岸田文雄首相は3月21日のウクライナ訪問で、ゼレンスキー大統領と協定の締結をめざす方針を確認した。政府は2023年度内の締結を視野に入れる。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA318LG0R30C23A3000000/