
「闇バイト」のネット情報監視、29日開始 「高収入」だけでも対象
警察庁は28日、特殊詐欺や強盗などの実行役をSNSで募る「闇バイト」に関するネット上の情報の監視を、29日から始めると明らかにした。具体的な仕事内容が書かれていなくても、「高収入」をうたうなど、文言から犯罪の実行に誘っていると認められる書き込みは対象とする。
情報の監視は、警察庁が「インターネット・ホットラインセンター」に委託して実施する。一般からの通報などを受けサイトや掲示板の管理者らに削除を依頼しており、今回、闇バイトに関する情報が対象に加わった。
投稿では、特殊詐欺の被害者から金品を受け取る「受け子」や、ATMで現金を引き出す「出し子」、それを指す「UD」、強盗を意味する「タタキ」といった具体的な文言がない場合もある。しかし、「裏バイト」「即金バイト」「闇仕事」のほか、「5から10(万円)以上日払い可」「100万以上稼げます」など、文言や文脈から社会通念上、犯罪の実行者の募集と読める書き込みは対象とする。
広域強盗事件などを受けて政府が3月にまとめた緊急対策でも、闇バイトに関する情報の削除の推進やネット上の有害・違法な労働募集の排除が盛り込まれていた。
同センターによる監視とは別に、都道府県警によるサイバーパトロールでは昨年、闇バイトに関する情報約5千件について削除依頼したという。
また、警察庁が同じく委託する「サイバーパトロールセンター」による情報の検索では、29日から人工知能(AI)の運用が始まる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fb1b2652bdbb312290f0fa6abe320a59c03e7af