同年代やな


飼育員がトラに襲われ肘から先を失う重傷
1989年12月26日午後3時半ごろ、19歳の女性飼育員がトラに右腕を噛まれ、肘から先を食いちぎられる事故が発生した[4][5][6]。女性飼育員は屋外に設置された展示用のケージの中にいるトラに飲み水を与えていて、その際にホースの先を持った腕ごとケージの中に引っ張られ被害に遭った[4][5][6]。悲鳴を聞いて駆け付けた他の飼育員によって女性飼育員は二本松市内の病院に車で運び込まれたが[5]、捜査にあたった二本松警察署は同園から連絡を受けておらず、病院からの届け出で事故を知ったという[4][5]。同署によると病院で手当てを受けた女性飼育員は、世話をしていたトラに襲われたショックで強く怯え、事情聴取を試みるも応じられないほど錯乱状態に陥っていたという[5]。女性飼育員は都内の高校を卒業後、「動物が好きなので飼育がしたい」と同園の飼育員を志し、同年4月に採用されたばかりの新入社員であった[6]。咬傷事故を起こしたトラはオスのベンガルトラで同園生まれの7歳とされる[6]。