焼津港で水揚げされた冷凍カツオを盗んだ罪に問われていた運送会社の社長の男に対し静岡地方裁判所は執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは焼津市の運送会社社長の被告(62)で、判決によりますと2021年3月、3回にわたり、焼津港で水揚げされた冷凍カツオ合わせて約78t、時価1245万円相当を計量することなく盗みました。

28日の判決公判で静岡地裁の國井恒志裁判長は「組織的で常習的な犯行であり被告は重要な役割を担っていた」と指摘しました。

一方で「被害額の一部を弁償している」として懲役2年6ヵ月・執行猶予3年の判決を言い渡しました。

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