英北部ノーサンバーランドの世界遺産「ハドリアヌスの長城」の敷地にあり、被写体として愛されてきたセイヨウカジカエデ(シカモア)の木が伐採され、地元警察は28日、16歳の少年を逮捕したと発表した。少年は現在も身柄を拘束されているという。

ハドリアヌスの長城はローマ帝国時代の城壁で、伐採された木は壁の跡に沿う場所に立っていた。現地では「シカモア・ギャップ(すきま)の木」と呼ばれ、丘の間のくぼみの底にぽつんと1本だけ立つ姿が人気を集めた。

地元の公園当局によると「英国で最も撮影されている木の一つ」だった。1991年の映画「ロビン・フッド」に登場し、2016年には英国の「今年の木」に選ばれていた。地元市長によると、樹齢は200~400年ほど。幹の太さから、チェーンソーで切られたと考えられるという。

ハドリアヌスの長城はローマ帝国時代の城壁で、伐採された木は壁の跡に沿う場所に立っていた。現地では「シカモア・ギャップ(すきま)の木」と呼ばれ、丘の間のくぼみの底にぽつんと1本だけ立つ姿が人気を集めた。

地元の公園当局によると「英国で最も撮影されている木の一つ」だった。1991年の映画「ロビン・フッド」に登場し、2016年には英国の「今年の木」に選ばれていた。地元市長によると、樹齢は200~400年ほど。幹の太さから、チェーンソーで切られたと考えられるという。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASR9Y1PZRR9XUHBI03H.html