「交通戦争」という言葉が使われるようになったのは昭和30年代からといわれている。当時の交通事故死者数が日清戦争での戦死者に匹敵する数字だったことが理由となっている。

 具体的には、日清戦争での戦死者は1万7282人(約2年間の合計)であり、1970年の1年間だけで1万6765人も交通事故で亡くなったのだから、リアルな戦争以上に人命が失われていたのが昭和の交通事故状況だった。

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