https://news.yahoo.co.jp/articles/28e446de4bd0911f5de2028de31e3c54c4cbf3e8
 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は28日、ウクライナの首都キーウを電撃訪問し、同国のゼレンスキー大統領と会談した。
会談後の共同会見でストルテンベルグ氏は、ウクライナ軍の反転攻勢について「徐々に地歩を固めている」と述べる一方、
ロシア軍は「帝国的妄想のために戦っている」と批判した。

昨年2月に侵攻が始まって以降、ストルテンベルグ氏のウクライナ訪問は今年4月に続いて2回目。
ストルテンベルグ氏は、ウクライナへの軍事支援として、NATOが24億ユーロ(約3780億円)相当の弾薬などに関する
包括的な契約を軍事企業と結んでいると表明。
29日にキーウで開催される、20カ国以上が参加する国際防衛産業フォーラムでさらなる契約が期待できるとした。
また、7月のNATO首脳会議で新たに設置された「NATO・ウクライナ理事会」を近く開催する見通しも明らかにした。

ゼレンスキー氏は会見で、「ウクライナがNATOに加盟するのは時間の問題だ。我々は、その時が近づくようにあらゆることをしている」と語った。