一見するとプラモデルのようなヘリコプター。実は画用紙で作られています。紙だけで精巧な立体作品を次々と生み出しているのは、発達障害のある高岡市の19歳
安吉将吾さん:「有名な戦艦大和、大好きだったんで」
作っているのは、高岡市の安吉将吾さん・19歳です。
自分は、がんばっても何もできない…
安吉将吾さん:「みんなは運動も結構すごいし、勉強も結構がんばってできてるのに、自分は、がんばっても何もできない。自分がこういう風に生まれたのがよくないみたいな。
たまに自分自身を責めたりとかして。で、それでも納得いかなくて自分を傷つけたりとかありました」
「腕の傷があるんですけど、こことかに。線があって」
苦しむ安吉さんと向き合ってきた母の佐知恵さん。
母の佐知恵さんは「好きなことから少しずつ自分の世界を広げてくれれば」と、安吉さんが興味をもつことにとことん付き合い、支えてきました。
安吉将吾さん:「小さいころから興味のあるものを作らないと嫌だと」
記者:「今から何をしにいくんですか」
安吉将吾さん:「仕事への学ぶところ、今学びに行くところです」
安吉さんは、現在、一般企業への就職をサポートする就労移行支援の事業所に行こうとしてます
好きなこと以外には集中できないのが課題…
ことし3月に高岡高等支援学校を卒業し、4月からリサイクル業の就労継続支援A型事業所で働き始めましたが、3か月間の試用期間の後、採用見送りとなりました。
仕事を続ける体力がなく、好きなこと以外には集中できないのが課題です。
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