結局のところ、縄文人と弥生人は融和したのか、侵略・虐殺があったのか、どっちに決着が付いたの?


・教科書的記述
弥生人が渡来してきて稲作や鉄をもたらし、縄文人と仲良く混ざっていまの日本人の原型になりました

・別の説
民族移動してきた弥生人が縄文人の男のほとんどを殺して日本列島に根を張りました。これがいまの日本人の祖先です。


ネトウヨ的には教科書的記述のほうを支持したいところなんだろうな。
俺らの祖先は朝鮮から来た侵略者でした、なんて気持ち的に認めたくないだろうからね。

でもウヨが大好きな古事記に描かれている神武天皇の東征神話そのものが「西から来て近畿を征服して国を作りました」という内容だしなぁ。
戦前の小学校教科書は露骨にそう書いてあるしな。
「かつて、わるいナガスネヒコがおさめていて民を苦しめていました、神武天皇はそれを征伐して平和な国を作りました」みたいに。




世界の歴史上、侵略・虐殺・民族浄化は無数にあるがたいてい女系は残る。
男は殺されてしまうが、女は犯され孕まされ子供を産ませられるので、結果的に血筋は残る。

ある地に他民族が入ってくる前と後の時代での、遺骨のミトコンドリアDNAを調べることで、前の血筋が女系のみになってしまったかどうか、
すなわち虐殺があったかどうかを確認する手法がある。
日本でもそれを試みられているというところまでは何かで読んだんだけど、その結果の報告をそういえば見てない。