マジかよ ハルキストとか言ってバカにしてたわ
信じてたよ俺は
僕はそう書き込み、一息ついた。
やれやれ、僕は達成感と共にソファに沈み込む。しかし蒙昧な小市民が多少減ってくれたことなどどうでもいいのだ。
マホガニーに包まれた8インチほどのスピーカーはビル・エヴァンスのアルバムを半分ほど再生したところだった。僕はピアノの音を捉えながら少し微睡んだ。