田辺桃子、人生最後の晩餐は「野菜を丸かじりしたい」 主演映画舞台あいさつ
女優の田辺桃子が20日、都内で主演する映画「愚鈍の微笑み」(宇賀那健一監督)の初日舞台あいさつを、共演の小出薫、森田想と行った。
反戦をテーマにしたファンタジー映画。
森の中の小屋に集い、おしゃべりや食事を楽しむ3人の幼なじみが、自衛隊の一団と対峙(たいじ)し、ある選択をしていく姿を幻想的に描写する。
田辺は「撮影をやっていても『私たちは負けないぞ』と、私たちの宣言だと思って心をこめて作った作品。
みなさんの胸に届いて、明日から生きる時に頑張るぞと背中を押せるような作品になれば」とコメント。
宇賀那監督も「こういう時代だからこそ生まれた映画だし、こういう時代だからこそ残したい映画」と思いを込めた。
作品には、最後の晩餐(ばんさん)を楽しむシーンが登場するが、
登壇者の最後の晩餐について質問が飛ぶと、森田は「白米の『青天の霹靂(へきれき)』と漬け物と豚汁です」、
小出は「ビールがあれば何も要らない」と回答。田辺は「野菜を川で洗って丸かじりしたい。
夏野菜が好きなので、にんじん、トマト、キュウリ、なすとかいいですね」と三者三様の答えを披露していた。
https://hochi.news/articles/20231020-OHT1T51211.html?page=1