森喜朗元総理「マスコミがいなければ…」 地元中学生に講演会も報道陣に退出呼びかけ
11/7(火) 18:48配信

石川県能美市内で7日開かれた講演会に森喜朗元総理が出席し、地元の中学生と意見交換しました。一方、森元総理が発言する間、報道陣に退出を求める一幕もありました。

「能美」という地名が誕生してから1200年となる節目を記念して根上総合文化会館で開かれた講演会。市内3つの中学校に通う3年生およそ500人の前に姿を現したのは、地元出身の森喜朗元総理です。森元総理が話し出したのも束の間、過去に失言報道が取り沙汰されたこともあってか、報道陣には退出が呼びかけられます。

森喜朗元総理
「マスコミがいると冗談一つ言えないですね」「この人たちがいなかったら面白い話ができる」

非公開での講演はおよそ50分。その後、中学生の発表が始まるとカメラでの撮影が許されましたが…。

井出敏朗 能美市長
「それでは、そろそろ退出いただけますか」
森元総理との質疑応答パートで、再び報道陣はシャットアウト。

登壇した中学生
「(ステージで)医者になりたいと言ったあと、握手をしたときに“いい医者になれるよ”と言ってくれた。医者になって、私が続けてきたことを森さんに伝える機会がまたあれば、すごく嬉しい」

元総理大臣のトークは非公開となりましたが、参加した中学生にとっては貴重な機会になったようです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8e8e2dabcbc4327cce6379611756b10ab7af42f9