>>138 東大医学部卒で東大名誉教授の養老孟司曰く「東大理三に入る人は明らかに異常」
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養老孟司「東大医学部に入るのは超高血圧になるのと同じで、褒められることではない」
https://president.jp/articles/-/55681?page=2 東大理三に入る人は明らかに異常
血圧の測定では最高血圧と最低血圧の両方を測りますが、最高血圧で言えば、高いほうの異常値は140以上、低いほうの異常値は100以下。
つまり140を超えれば高血圧、100を下回れば低血圧と判定されるのです。
いずれも、「全体の中では大きく外れていますよ、だから異常ですよ」ということを意味しています。
では、東大理三はどうなのかといったら、偏差値は80を超えており、合格者数は100人ぐらいしかいない。
つまり、ベルカーブでいえば最も右の端に位置しているわけで、血圧測定に倣っていえば、完全なる異常値です。
日本にはびこるおかしなダブルスタンダード
ところがどういうわけでしょうか、頭の評価に関しては「全体の人数の中で大きく外れている方がよい」ということになっている。
体の評価では異常とされることが、頭の評価だと正常どころか、むしろよいことだとされているのです。
僕の常識に照らしたら、人間そんなもんじゃないだろうと。
頭の評価と体の評価が異なるなんていうことは、普通に考えればまったくおかしなことです。
頭に関してだって、ベルカーブの右端は、当然、異常なはずです。異常で病気だから、東大理三(医学部)に入るんでしょうと。
だけど、現代の日本では体よりも頭のほうが偏重されているから、東大理三は素晴らしいということになってしまう。
日本社会にはこうした、おかしなダブルスタンダードがいくつも存在しています。
おそらく刺傷事件を起こした高校生は、このダブルスタンダードの存在によって精神が混乱してしまったのではないでしょうか。