https://news.yahoo.co.jp/articles/2fdbfc0236c98b915a565e099f8487834e5dbc0f

J1神戸、アウォーズで優勝表彰 吉田監督、大迫からのMVP推しに「ごますりいらない」

今シーズンのJ1リーグで活躍したチームや選手、監督を表彰する「2023Jリーグアウォーズ」が12月5日に横浜アリーナで開催され、J1初優勝を果たしたヴィッセル神戸が表彰された。また、チームを優勝に導いた吉田孝行監督には、優勝監督賞が贈られている。

 今シーズンの神戸は、FW大迫勇也、FW武藤嘉紀、MF山口蛍、DF酒井高徳といったヨーロッパでプレーした選手たちを揃え、全員がハードワークをして、高いインテンシティーを武器に堅守速攻のスタイルで優勝を掴み取った。

 チームの裏のMVPを問われた吉田監督は、「本当に1人に絞れないです。みんな頑張ってくれたので。表も裏も、ここにいる全員だと思っています」と、チーム全員を評価した。また、今季22得点を挙げて得点王に輝いた大迫は、今季の「半端なかった選手」を問われると「僕が選ぶならタカさんをMVPに推したいです」と、吉田監督をチームの優勝の立役者として挙げた。これを聞いた吉田監督は、「サコ、そんなごますりはいらないから」と言って会場を笑わせた。

 昨シーズンは残留争いに巻き込まれていた神戸だが、戦い方を大きく変更して11クラブ目の優勝クラブとなった神戸。チームを優勝に導いた指揮官は、チームの選手たちからも認められているようだ。