「わたしは死ねばいい」の文に担任花マル 女子児童いじめ重大事態

 同級生からいじめを受けた奈良市立小学校の女児が自殺をほのめかした文章に、担任教師が「花マル」などをつけて返却していたことが6日、市関係者への取材で明らかになった。市教委は詳しい経緯を調査している。

 女児は3年生だった2021年から22年、同級生から足を蹴られるなどしてけがをした。いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定された。

 市関係者によると、女児は22年6月、「わたしは死ねばいいのに」などと書いたノートを担任に提出した。担任はノートに花マルをつけた上で「You can do it!!」(あなたならできる)などと書き込んで返却していた。

 女児はストレス障害の診断を受けて学校を一時休んでいたが、現在は登校しているという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d4a925a8b2e54b919ad8a7229363bcd21635c06