万博のシンボル「大屋根」、閉幕後の活用法公募を検討

2025年大阪・関西万博のシンボルとして建設が進む大屋根(リング)を巡り、運営主体の日本国際博覧会協会(万博協会)が、閉幕後の活用法について公募することを検討していることがわかった。自見万博相が16日、会場の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)で大屋根を視察後、記者団に明らかにした。

 活用法を問われた自見氏は「万博協会が、公募を行う予定だと聞いている。リユース(再使用)などの資源の有効活用も含め、しっかりと検討されていくものだ」と語った。
 協会は閉幕後、大屋根を解体する方針。西村康稔・前経済産業相は11月の参院予算委員会で「(閉幕後も)いくつかのところから使いたいという意向が伝えられている」と明らかにしていた。
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