>>214
妨げたまでは言わないけれど、本来向かうべきものを
雲散霧消させていた側面はあると思う。

今思えば、あの冷笑も「自分ならもっとうまくできる」
という認識があったから出来たと思うんだよな。そして
実際、あの時代は、まだその認識を否定できないくらいの
プレゼンスはあったと思う。

ただ、それは年々削られ、気がつくと砂上の楼閣の上に
建つものになっていた。それが暴露されたのが 2008 年の
リーマンショックで派遣切りが行われ、年越し派遣村が
出来た時と自分は認識。

残念なのは、この時点ではすでに Point of No Return を
越えていたということ。政権交代等で世論は頑張りを見せた
けれど、続かなかった。

自分が認識する日本の最後の栄光は SONY が 2007 年に
出した世界初の有機 EL テレビ XEL-1 だと思う。あれが
コケた時、日本の棺桶の蓋が閉じた。