【ウィーン=田中孝幸】ウクライナのゼレンスキー大統領と軍トップのザルジニー総司令官の関係が悪化しているとの見方が広がっている。6月に始めた反攻が失敗に終わったことへの責任問題や、国民的な人気があるザルジニー氏への大統領側の警戒感が背景にある。ウクライナに侵攻を続けるロシアの攻勢が強まる中、戦闘への悪影響も懸念されている。

「軍司令部は一つもそのような(動員の)数の要請をしていない」。ウクライナメ...

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR26DX70W3A221C2000000/