
2022年の9月に西郷村の障がい者支援施設で男の職員が入所者の身体に熱湯につけたスプーンを押し当て、10か所近くのやけどを負わせる虐待をしていたことがわかりました。
虐待があったのは、福島県社会福祉事業団が運営する西郷村の「福島県けやき荘」です。
12月28日に会見した福島県社会福祉事業団と福島県によりますと、2022年9月にこの施設に勤める40代の男の職員が沸騰させたお湯につけたスプーンを入所する60代の男性の身体に押し当て、10か所の近くのやけどを負わせました。
虐待した男の職員は事業団の聞き取りに「入所者に尿をかけられて感情が沸き上がってやってしまった」と話しているということです。
虐待後、数週間してほかの職員が施設の虐待防止員に報告し、虐待防止員は2023年2月に園長に報告したということですが、12月に事業団が実施した全職員への聞き取り調査でようやく事実を確認したということです。
事業団は2023年の12月24日からこの職員を自宅待機とし、警察に相談して、今後の処分を検討しているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a343fcb1f688d478be6953965048ba32d3652ee2