成人式には不適切な衣装をなぜ作り続けたのか…「北九州の恥」と呼ばれたド派手衣装を生んだ店主のプロ意識
「衣装代未払い事件」を乗り越えられた理由
https://president.jp/articles/-/77478

斬新なアレンジを施したきらびやかな着物の新成人たちが毎年話題となる、北九州市の「ド派手成人式」。その仕掛け人が、「貸衣装店みやび」を営む池田雅さん(52)だ。現在では1回の成人式につき、1000人から1400人程度の衣装を手がけている。
約20年もの間、彼女がデザインする着物は「北九州の恥」とまで言われ、バッシングや揶揄の対象とされてきた。しかし、2024年の成人式からは、「北九州の文化」として称賛を浴び、受け継がれていくだろう。

そして彼女がこれから語るのは、50歳を過ぎるまで自分を貸衣装店の店主だと思っていた女性が、世界的着物デザイナーだったことに気づくまでのストーリーだ。