弁護士の八代英輝氏(59)が12日、TBS系「ひるおび」に出演。ダウンタウン松本人志(60)と、疑惑を報じた「週刊文春」側との予想される裁判について、私見を述べた。

松本は女性に性的行為を強要したと報じた「週刊文春」との法廷闘争を理由に活動休止を発表した。番組では、これまでの報道などを踏まえ、松本が名誉毀損で文春を訴えた場合、「女性との性的行為の同意があったのか」が争点となると予想した。

八代氏は「正直、この案件っていうのは、女性の性的被害があったかどうかを裁く刑事裁判とは違って、文春がどれだけの根拠に基づいて記事を書いたかが争われる事件なんです。そうだとすると、性的行為があったという前提からスタートすると、相当苦しい戦いを強いられることにはなると思います。性的行為がないという前提でしたら、戦いようはいろいろありますけれども、『性的行為はありましたが、同意も得ました、出会ったばっかりですけれども』という立証をするとなると、相当厳しい立証が求められる」と指摘した。