09年のアニメ蒼天航路(通称・アカ点航路)もヒドかったね。
原作は痛快なエンタメであると同時に脇役に至るまで登場人物の個性と主義主張がしっかり設計されていてまさに男たちの生き様を描いた作品だったんだけど、それの待望のアニメ化は制作者が浅い読み込みで見当外れな改悪ばかり行ってて毎週のように不評だった。「総監督」の名前は芦田豊雄。宇宙戦艦ヤマトの頃から作画監督をやってたアニメ界の重鎮だったがアニオリの手腕という点では無能かつ有害なロートルもいい所だった。
今から振り返ると蒼天航路の失敗と、愚直に原作通りに作って成功したジョジョとの対比がその後の業界の規範となったのかもしれない。