筑紫熊本市議、参政党を離党 市議会会派解散へ

昨年春、参政党の公認候補として熊本市議選中央区区で初当選した筑紫るみ子市議(62)は30日、離党したと明らかにした。熊本日日新聞の取材に「一身上の都合で離党した」と説明した。今後は無所属で活動するという。

 昨年春の市議選では、参政党の公認候補は筑紫氏のほか、菊地渚沙氏(38)も東区区で初当選。2人会派の「参政党市議団」を結成していたが、筑紫氏の離党で近く解散する流れとなった。

 熊日の取材に対し、筑紫氏は「1票を投じてもらった有権者を裏切るつもりはない」と強調した。

 筑紫氏の離党を受け、党熊本県連の靍野正昭会長は「非常に残念」と話した。

 参政党の地方議員は離党が相次いでおり、東京都大田区の伊藤翼区議はX(旧ツイッター)で、自身や筑紫氏、兵庫県の芦屋市議、福岡県の久留米市議ら計9人の連名で離党を報告した。

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