「いらない子なら産まなければ」警察取り調べ映像を再生 国賠訴訟で(朝日新聞デジタル)
https://news.yahoo.co.jp/articles/660ee952d15607167ad20d0fec3cb82e7f17ba7b

(前略

映像記録は、何か言わなければいけないことはないかなどと問う警察官に対し、首を横に振った女性が「何も言いたくないです」と答えるシーンから始まった。その後、黙秘の理由について女性は「自分の中でちゃんと話したつもりでも、あることないこと書かれたりもしてるんで」などと説明した。

黙秘を続ける女性に対して、警察官は「供述拒否権あるよって言ってるけど、本当のことを言わなくてもいい権利でもない」などと説明。「(息子は)いらない子だったの?」「じゃあ産まなきゃよかったんじゃないの?」などとも述べていた。

原告側の吉田康紀弁護士は「黙秘権とは包括的に何も言わなくてもいい権利のことだ。これが違法な取り調べでなくて何なのか」と批判した。(石垣明真)