下村氏によると、22年4月に安倍晋三会長(当時)が、幹部だった塩谷立氏、下村氏、西村康稔氏、世耕弘成氏の4人と会合を開いた際、還流を廃止する方針を示した。
安倍氏死去後の同年8月にも、再び安倍氏を除く同じメンバーで協議。
派内から還流廃止に不満の声があることなども話題になり、出席者の一人から「個人のパーティーに(還流分を)上乗せして、収支報告書で合法的な形で出すという案もあった」と明らかにした。
発言者が誰かは明言しなかった。還流の扱いについて結論は出なかったと説明したが、結果的に還流は継続された。

https://mainichi.jp/articles/20240131/k00/00m/010/357000c