およそ900キロ、17万枚以上のチラシを北九州市の海に不法投棄したとして、チラシを配布する、ポスティングを請け負っていた、アルバイトの男が31日、逮捕・送検されました。

門司海上保安部によりますと、北九州市小倉北区のアルバイト、上山伸一朗容疑者(74)は、仕事で投函を請け負ったチラシおよそ900キロを、JR小倉駅の北側の小倉北区浅野の海に不法投棄した疑いが持たれています。

去年4月に「海の中にチラシが捨てられている」という情報が寄せられ、門司海保が海底を捜索したところ、チラシ1000枚の束が177個、重さにしておよそ900キロが見つかりました。

門司海保は認否を明らかにしていません。

上山容疑者は2021年2月ごろから去年10月までのおよそ2年8カ月にわたり不法投棄を続けていたと見られていて、門司海保では余罪も視野に捜査を進めています。