記者座談会

 京都市長選(2月4日投開票)は「つなぐ京都2024」の弁護士、福山和人氏(62)=日本共産党も参加する「民主市政の会」推薦=が、元民主党参院議員の松井孝治氏(63)=自民、公明、立民、国民推薦=と激しく競り合い、文字通りの大激戦・大接戦のまま最終盤を迎えました。選挙戦の様相を担当記者で話し合いました。

A 松井氏と福山氏が「激しく競り合う」(「京都」)、「横一線」(「読売」)との報道は衝撃を与えているね。

 B 松井陣営は、危機感を燃やし、「951票差の16年前より競り合っている」(西脇隆俊知事)と引き締めに躍起だ。

 C 自民党や公明党は独自に調査をしているが、メディア調査と傾向がほぼ一致している。福山氏支持が伸び、無党派層や女性で福山氏が松井氏を上回っている。

 D 松井陣営では「裏金問題が影響」(元自民党衆院議員)と分析しているが、「読売」によると、政治資金問題を判断材料に「する」が51%で、そのうち最多の25%が福山氏に投票すると回答している。