ファミリーマートは6日、見た目や味、食感を本物の海産物に近づけた代替食品を使う「だいたい(代替)海鮮丼」(税込み498円)を関東地方の一部店舗(約2300店)で発売する。持続可能な漁業を推進する取り組みの一環。肉よりも、やや認知度が低い海産物の代替食品を提供することで認知向上を目指す。

【図解】恵方巻きの材料、どれが値上げ?

 海鮮丼には5種類の具材が乗る。ウニ、カニ、ウナギには魚肉のすり身、イクラは植物油脂、ネギトロはこんにゃくを原料に用いた代替食品を使っている。

 大豆を主な原料とする肉の代替食品「大豆ミート」などに比べ、水産物の代替食品はまだあまり知られていない。そこで消費者に味わいを知ってもらい、近年懸念されている漁獲量減少など、水産資源の持続可能性を考えるきっかけにしたいと商品を開発した。

 また今回使う「魚肉のすり身」は漁獲量を管理された魚を原料にしたもので、環境負荷の軽減につなげたい考え。【嶋田夕子】
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cfd30852eb5b67219ed274530961f5969f8196f


https://i.imgur.com/iXlXeqC.jpg