全ては週刊誌やそれを拡散するメディアによって引き起こされる問題であり
被害者に無限の権力を与えることにより加害者に悪人レッテルを貼りつけ叩き
かつ自分好みの善人に矯正することで収束させようとする。
問題は物事の大きさが本来の大きさをはるかに超えて拡大し
正当化された悪意が無限に増幅し誰もそれに疑いを持たないことにある。
この構造が変わらない限り同じことはいくらでも起こすことは可能で
目をつけられた人間は何の抵抗もできないままひたすら追い込まれ
これまで積み上げたもの全てを失い赤子としての再出発を迫られる。
価値観のアップデートは必ずこういう問題を巻き起こすもので
能天気に世の中が良くなっていくなどと信じることのできる性質のものではない。