若者、気付く 「SNSで“いいね”ついたら返品すればいいんだ」 [303493227]
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「欲しいのは“いいね”だけ」新作スニーカーを履かずに返品する「若者たち」の特殊事情
https://bunshun.jp/articles/-/68674 重要なのはInstagramやTikTokにアップしてどれだけ“いいね”がつくかだけ…新作スニーカーを履かずに返品する、若者たちの心理とは?
スニーカーショップ「atmos」創設者で元「Foot Locker atmos Japan」最高経営責任者の本明秀文氏による初の著書『スニーカー学 atmos創設者が振り返るシーンの栄枯盛衰』(KADOKAWA)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/前編を読む) 欲しいのはスニーカーよりも「いいね」
誰もが欲しがる限定モデルのスニーカーや何層にもレイヤーを重ねたアッパーに分厚いソールを持つ「バレンシアガ」のダッドスニーカーは「履かなくても自慢できる」という点から、いわばSNS映えを意識した結果として誕生したブームであり、それらのアイテムの購買層はどちらかと言えば若者が中心です。
彼らの購買行動は極めてしたたかであり、合理的です。抽選で手に入れたレアなスニーカーをSNSにアップしたいと思うのは誰しも当然ですが、中には20歳そこそこの年齢なのに100足以上もレアスニーカーをアップしている人もいる。
さすがに学生のバイトで買える足数ではないので、不思議に思って「そんなにお金持ってないよね? どうやってるの?」と訊ねたところ、「このスニーカー、僕のじゃなくて借り物なんです」という答えが返ってきたことがあります。詳しく話を聞くと、どうやら仲間内で購入する順番を決めており、1足のスニーカーを仲間同士でシェアしてSNSにアップしているそうです。
そもそも彼らは街で履く気は無いため、スニーカーが自分の所有物であるか否かはどうでもいい。重要なのはInstagramやTikTokにアップしてどれだけ“いいね”がつくか、ということです。極端な話をすれば、持ち物自慢をした時に“いいね”がたくさんつくのであれば、スニーカーではなく「ロレックス」でも「バレンシアガ」でもいいのです。
ただ高級時計やハイブランドは金額がかさむため“いいね”の数と比べて費用対効果がよくありませんが、その点でもスニーカーは優秀でした。なぜなら、仲間内で一緒に並べば抽選で購入できる確率が上がりますし、定価で購入できれば1万数千円の靴でもSNSにアップすれば1本100万円以上する「ロレックス」よりも“いいね”が付くのですから。 そのうえ彼らは1足のスニーカーを仲間内で共有して回し合うことで大量のスニーカーを持っているように見せかけてさらに“いいね”を稼ぎ、ひとしきり楽しんだ後はリセール市場に売ることで次のスニーカーを手に入れる購入資金にするというサイクルで、効率的に“いいね”とお小遣い稼ぎを同時にやっていました。さらにひどいケースでは手に入れたスニーカーにプレ値が付いていないことがわかると、SNSアップ用に写真だけ撮影して返品することすらあります。
スニーカー系のYouTuberも同様です。彼らにとって最も再生回数を稼ぎやすい美味しいコンテンツは、人気モデルの発売日に抽選の行列に並ぶ回です。彼らにとってはお目当てのスニーカーが買えなくても「今回も買えませんでした! 残念!!」というオチでコンテンツになるので、費用対効果を考えれば、むしろ買えないほうがありがたいとすら言える。 相手に自分が所有してると誤解させてマウント取れればいいからな
youtuberの手口だろ 返品まではいかないけどメルカリとかに出してるのは割とある ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています