2024年2月6日 17時28分 ロイター

[東京 6日 ロイター] - 任天堂は6日、2024年3月期連結営業利益予想を前期比1.1%増の5100億円に上方修正した。従来予想は同0.9%減の5000億円だった。3月に発売8年目となる家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売が堅調で、円安も業績を押し上げる。

任天堂はスイッチを1500万台から1550万台へ、ソフトも1億8500万本から1億9000万本へと販売予想を引き上げた。期末の前提為替レートも1ユーロ=150円から155円に変更。業績予想の上方修正に伴い、年間配当金を1株当たり189円へと増配した。

「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」、ゼルダの伝説「ティアーズ オブ ザ キングダム」、「ピクミン4」などの新作ゲームが順調に販売を伸ばした。「マリオ」映画の効果で関連のゲーム販売も好調で、古川俊太郎社長は「勢いをもってクリスマス商戦に突入することができた」と語った。

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