▼再発防止運動への誹謗中傷

本事件を受け、
「女性というだけで命を脅かされる社会はおかしい」
として抗議するフラワーデモが8月11日に全国38か所で行われた[27]。
また、実態解明や再発防止を求める署名運動が大学生を中心として行われ、9月17日に集まった署名1万7000筆および要望書が法務省宛に郵送された[28]。
事件から1年が経過した2022年8月6日にも再度、同様の事件への対策強化を求める集会が行われた[29]。

こうした動きに対し、ネット上では

「お前が刺されればよかったのに」
「売名行為だろう」
などといった運動参加者を誹謗中傷する投稿が相次いだ[30]。

また、声を挙げた人に対して、事件で使用された凶器と同じタイプの刃物の写真を送ったり、無言電話をかけたりする者も発生したという[27][30][31][32]。