こないだの漫画家自殺もそうだけど
糾弾してる側が実は人間が変容した結果の存在だったりする
一定の年齢より上の世代はテレビも漫画も「所詮はテレビ、所詮は漫画」だった
言われるまでもなくより複雑なリアルとの線引きは自明だった

それがある世代からテレビも漫画もリアルとの同等の重みで真に受け始める
これは個々人の意識だけでなくメディア論として人間の社会と生理の構造の問題だから不可避でもある

より問題なのはその人間の変容に無自覚なままの人間が
そのまま人権や表現の自由を解釈、適用しはじめること