【02月10日 KOREA WAVE】泥酔状態で車を運転し、ソウル・江南(カンナム)で死亡事故を起こした運転者の身元がオンラインで急速に広がっている。ソウル江南警察署は3日午後、特定犯罪加重処罰法の危険運転致死容疑で運転していた20代女性の拘束令状を申請し、捜査している。

調べによると、女性は3日午前4時半ごろ、酒を飲んで白いベンツを運転し、バイクに衝突して運転していた50代の運転手を死亡させた疑いがある。当時、女性の血中アルコール濃度は免許取り消し水準の0.08%を超えていた。

インターネット上では「女性は事故を起こした後も犬を抱いて座っており、警察に協力せずにもめていた」という目撃談が伝えられ、救護措置をしなかったことに怒りの声が上がっていた。

その後、さまざまなコミュニティに「女性はDJだ」として女性の名前や顔写真、SNSアカウントなどが多数アップされた。それによると、女性は本名で活動する有名DJで、新型コロナウイルス禍を機に活動の拠点を中国から韓国に移したとされる。

インスタグラムは現在、非公開になっているが、フェイスブックにはベンツの運転席での自撮りや犬と一緒に撮った写真が掲載されている。

死亡した50代のドライバーは、一人で子どもを育てる家長だという。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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