倉持仁院長「あんぎやー!コロナが爆増、見きれない感じに」わずか2日間で激変を報告

 新型コロナウイルスの診療に早くから取り組み、メディアなどで医療現場の声を発信してきた宇都宮市・インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長が11日午前にX(旧ツイッター)を更新。「あんぎやー、城の周り敵に完全に包囲! 昨日までそんなことなかったのですが、今日は一気にコロナの方爆増、見きれない感じになりました」と、独特の表現を使い患者の増加を発信した。

 9日には「職員の方やそのご家族などでコロナがじわじわ増えてきました。幸い外来はまだ逼迫しているという状況ではないです。が、(昨年診療所がオープンした)日本橋も宇都宮もじわじわ増えてきております。皆様お気をつけください」と報告し、早期診断・治療を呼び掛けていた。しかし、わずか2日間で倉持院長の周囲で変化が現れたという。

 厚生労働省の資料によると、今年1月29日から2月4日の1週間で全国の定点医療機関あたりの報告数は16.15と1月第1週(1月1日から7日)の倍以上に。都道府県別では石川、福島、愛知の順で10県で20を超え、インフルエンザの警報レベルの目安である30に近づいている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4941bab85014eb8660a10d13e1d2bbe39c37dce