経済学者の成田悠輔氏が11日、TBS系「サンデージャポン」(日曜午前9時54分)にリモート生出演。自民党の二階俊博元幹事長が代表を務める政治団体が3年間で約3500万円の書籍代を支出していたことについて言及した。

「二階さんはギャグセンスあるなって感心していた」とニヒルな笑いを見せ、「結局、国民なめられちゃってると思うんですよ。この程度の問題は適当にちょろっと訂正しておけば、それでたいしたことにはならないと。その背景には政治資金規正法はザル法で、これぐらいのことが起きても政治家たちはほぼ捕まらないわけじゃないですか。彼らからすると、ちょっとメディアが騒ぐだけで無傷だろうって完全に腹をくくってると思う」と語った。

さらに「考えると、どうやって、このザル法状態を政治家自身が変えられる方向にプレッシャーをかけられるかっていうのが大事なのかな」と続けた。

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