同居する母親とみられる遺体を自宅に放置したとして、警視庁は12日、東京都世田谷区下馬6丁目の無職池辺大輔容疑者(43)を死体遺棄容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

 世田谷署によると、池辺容疑者は11日まで、70代の母親とみられる女性の遺体を放置した疑いがある。

 11日午後、母親と連絡が取れないと親族から110番通報があり、同署員が自宅に出向いたところ、布団に仰向けの状態の遺体を見つけた。同署は、遺体が池辺容疑者の母親とみて調べている。

 池辺容疑者は「1月ごろ、母親が起きてこないので部屋に様子を見に行ったら冷たくなっていた。喪失感で無気力になり、どうしていいかわからずそのままにした」と話している。(土舘聡一)

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