メッシは7日に行われたJ1神戸との親善試合で後半15分から途中出場。しかし、4日の香港リーグ選抜戦は内転筋の違和感を理由に欠場しており、わずか3日後に日本で全力プレーを見せたため、香港や中国で怒りが爆発。
香港政府など政界からも追及の声が上がり、インテル・マイアミ側がチケット代の一部払い戻しを決定。さらに3月に中国で予定されていたアルゼンチン代表の2試合が中止になるなど波紋が広がり続けている。

 そんな中で来日したメッシは6日、たった一人で記者会見に臨み「日本に来ることができてうれしい。いつも温かく迎えてくれる」などと語った。出場については内転筋を痛めていることもあり「ここ数日に比べるとだいぶよくなっているが、まだプレーできるか分からない」と語るにとどめたが、この会見に中国メディアが注目した。

「新浪体育」は「違う顔だ! メッシは日本に来れてうれしいと語った」と報道。「香港戦を欠場して物議を醸したメッシは、ベッカム、マルティーノ監督、スアレス、ブスケツ、アルバが欠席したのに、一人で会見に臨んだ」などと指摘。メッシが香港とは違うフレンドリーな表情を見せたと不満げに報じた。

 また、別の記事でも「メッシは日本では笑顔で手を振ったりしている。香港では、試合後に政府がメッシにキャプテンとしての賞を授与し、ファンに向けてスピーチするよう要請したが、メッシは集合写真を撮るために最後列に立っただけで、ロッカールームに戻った。ポケットに手を突っ込み、メッシの表情はとても冷たかった」と、香港と日本で振る舞いが異なると指摘。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f7fa38656352d5af0c52ac659ce4451887df66ed