建物の電気工事で使われる電線ケーブルが足りないというケースが相次いでいますが、大手メーカーの中では今月、新規の受注を再開する動きが出ています。
ただ、納品までに数か月かかるケースも多いということで、経済産業省は「状況は改善に向かっているが、一部のケーブルはことし夏ごろまで不足が続く可能性がある」としています。

住宅やビルなどの電気工事で使われる電線ケーブルについて大手メーカー4社は、工事会社などからの発注が急増し生産が追いつかないとして、去年8月から12月にかけていずれも新規受注を停止しました。

このため工事会社の間では必要な量を確保できないというケースが相次ぎ、工事の遅れなども懸念されています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240214/k10014357311000.html