6歳時点で牛乳アレルギーが持続していても
約半数の子どもが12歳になるまでに耐性を獲得、国立病院機構相模原病院研究報告

6歳の時点で牛乳アレルギー(cow’s milk allergy;CMA)が持続していても、
約半数の子どもは12歳になるまでに耐性を獲得するという調査結果を、
国立病院機構相模原病院小児科の研究グループが「Pediatric Allergy and Immunology」に2023年12月24日発表した。

研究では学童期にCMAが持続する3つの危険因子を同定。
危険因子を全て保有すると耐性を獲得しにくい可能性も示された。

即時型CMAを有する小児は、就学前までに約50~90%が耐性を獲得すると報告されている。
しかし、これらの研究は乳幼児期に追跡調査を開始しているため、
学童期にCMAが持続する場合の耐性獲得率は明らかになっていない。

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